NEWS RELEASE


平成10年9月21日

日本電信電話株式会社



ATMセルリレーサービス、フレームリレーサービスの
メニュー充実に関する認可申請について


 NTTは、イントラネットやエクストラネットの普及等により飛躍的に拡張を続ける企業通信ネッ トワーク市場において、リアルタイム映像伝送や音声・データの統合通信等ますます高度化かつ多様 化するお客さまニーズに応えるため、より高速で経済的かつ効率的な通信が可能なネットワークとし てATMセルリレーサービス(「スーパーリレーCR」)およびフレームリレーサービス(「スーパ ーリレーFR」)を充実することとし、本日、郵政大臣に認可申請いたしました。


1.ATMセルリレーサービス(「スーパーリレーCR」)


(1)

定額通信料金制への変更

 現行の従量通信料金制から定額通信料金制に変更します。これにより、高額利用のお客さまの負担を軽減すると同時に、トラヒック変動や利用時間の増大による通信料金の高騰を心配することなくサービスをご利用いただけるようになります。

 なお、今回新たに提供する相手選択接続サービス(後述のSVC)については、接続時間に応じた従量通信料金制とします。



(2)


帯域保証型メニューの追加

 現行の帯域保証のないサービスカテゴリー(UBR *1)に加えて、帯域保証型の2つのカテゴリー(CBR *2、VBR *3)を追加します。これにより、送信するデータの優先度や 重要度に柔軟に対応したデータ伝送が可能となり、ご利用されるアプリケーションに応じて経済的なネットワークのご利用が可能となります。


*1 UBR : Unspecified Bit Rate  *2 CBR : Constant Bit Rate  *3 VBR : Variable Bit Rate

【サービスカテゴリー一覧】

CBR(追加)帯域を保証し、リアルタイム通信が可能なもの
VBR(追加)通常時は一定の帯域を保証し、かつ網に余裕がある場合には、上限伝送速度まで通信が可能なもの
UBR帯域を保証しないもの


(3)


アクセス回線方式の多様化および品目の追加

 現行の高速ディジタルアクセス方式に新たにATMアクセス方式を追加し、併せて品目も現行の 6Mb/s から 0.5Mb/s 〜 135Mb/s の137品目に拡充します。これにより、近年サービススペック・保守条件等が多様化された専用サービスからお客さまニーズに応じてアクセス回線を選択することができ、同時に、導入される事業所の規模・拠点数の拡張等への柔軟な対応が可能となります。また、お客さまの事業所からの距離に応じた、より経済的な料金体系となります。



(4)


相手選択接続サービスの提供

 現行の相手固定接続(PVC *4)サービスに、相手選択接続(SVC *5)サービスを追加します。これにより、通信頻度が少ない場合の多地点接続やバックアップ回線の設定等、フレキシブルな通信対地の選択と効率的な通信ネットワークの構築を可能にします。

 なお、本相手選択接続サービスにて提供するサービスカテゴリーはCBRとし、通信料は接続時間に応じた従量通信料金制とします。


*4 PVC : Permanent Virtual Connection  *5 SVC : Switched Virtual Connection


(5)


長期継続利用割引の提供

 3年間の継続利用に対し、基本額及びアクセス回線料を5%割引することで、より優れたコストパフォーマンスを発揮します。



2.フレームリレーサービス(「スーパーリレーFR」)


(1)

アンバンドル型サービスの追加

 従来のサービスに加えて、フレームリレーサービスの基本料を基本額とアクセス回線料にアンバンドルしたサービスを追加します。このサービスは、ユーザがアクセス回線をディジタルアクセスもしくは高速ディジタルサービスから自由に選択できます。また、お客さまの事業所からの距離に応じた料金体系となります。これによりお客さまニーズに応じたより経済的なネットワーク構築を実現します。



(2)


ATMセルリレーサービスとのインターワーク(相互通信)の提供

 フレームリレーサービスの急速な普及に加え、現在フレームリレーサービスをご利用いただいているお客さまの中で、現状の速度では充分に満足されていないお客さまのニーズにお応えするため、フレームリレーサービスとATMセルリレーサービスとのインターワークを提供します。例えば、トラヒック量の多いセンタ回線にはATMセルリレーサービス、拠点(支店、営業所等)回線にはフレームリレーサービスと、その用途に応じた使い分けが可能であり、既存のネットワークを有効に活用した効果的な通信網の拡張を強力にサポートします。

 なお、インターワークの対象は、フレームリレーサービスのアンバンドル型メニューとATMセルリレーサービスのサービスカテゴリーがVBRとの間の通信となります。



3.料金


別紙のとおりです。


4.提供地域


(1)ATMセルリレーサービス・・・・

全国の県庁所在地級都市にて提供し、今後順次拡大していきます。


(2)フレームリレーサービス(アンバンドル型メニュー)・・・・

全国にて提供します。



5.実施時期

(1)ATMセルリレーサービス 【1.(1)〜(5)の項目】

・・・・

認可を受けた後、平成10年10月開始を予定しております。

(2)フレームリレーサービス 【2.(1)〜(2)の項目】

・・・・

認可を受けた後、平成11年1月開始を予定しております。



以 上



別紙
ATMセルリレーサービス、フレームリレーサービス料金表
 ATMセルリレーサービス
 ・料金適用の考え方
 ・基本料(基本額)
 ・通信料
 フレームリレーサービス
 ・料金適用の考え方
 ・基本料(基本額)

参考
フレームリレーサービスの新たな体系




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