平成10年10月26日



日本臨床麻酔学会
日本電信電話株式会社
エヌ・ティ・ティ・フェニックス通信網株式会社



テレビ会議多地点接続サービスを利用した
「第18回日本臨床麻酔学会総会・ワークショップ」の開催について



 「日本臨床麻酔学会」(*1)(会長:新井達潤 愛媛大学医学部麻酔・蘇生学教室教授)では、平成10年10月29日(木)、「第18回日本臨床麻酔学会総会」(*2)(於愛媛県松山市)にて、医療の第一線で診療にあたる医師等が、テレビ電話等を利用して、各拠点にいながらにして参加できる新しい形のワークショップを開催します。学会の模様をテレビ電話等で中継する初の試みです。

 日本電信電話株式会社(以下NTT、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮津純一郎)は、同ワークショップに協力して、松山市のメイン会場と各地の拠点等5ヵ所にNTTのテレビ電話「Phoenix mini(フェニックス ミニ)」(*3)を設置し、エヌ・ティ・ティ・フェニックス通信網株式会社(以下フェニコム、本社:東京都千代田区、代表取締役社長: 佐藤義孝)が提供する「テレビ会議多地点接続サービス」(*4)を利用して、ワークショップの模様を中継します。

 今回のワークショップでは、コンピューターとネットワークが医療の発展の一助となることについて、様々な角度からの報告と検討を行います。




1.「第18回日本臨床麻酔学会総会・ワークショップ」概要
 
(1)

開催日時   平成10年10月29日(木) 9:00〜10:30
 
(2)

開催場所

I. メイン会場 松山県民文化会館3階 第6会議室(愛媛県松山市)

II. 遠隔参加会場

 ・社団法人エイ・エス・エイ会(東京都)
 ・広島県立病院(広島県)
 ・市立宇和島病院(愛媛県)

III. サブ会場

 ・第18回日本臨床麻酔学会総会 NTT展示ブース内(愛媛県県民文化会館)
 ・アーバンネット大手町ビル19F「光房」(東京都)
   なお、当日は、サブ会場となるアーバンネット大手町ビル19F(千代田区大手町2-2-2)にて、ワークショップの模様をご覧いただけます。(当日は、マスコミの方向けの中継のため、一般の方の入場はご遠慮いただいております。)

 
(3)

内容

 ・テーマ:麻酔科医と医療情報、ネットワーク
 ・コーディネータ:岩瀬良範(獨協医科大学麻酔学教室)
           新田賢治(市立宇和島病院麻酔科)
 ・演題演者
 (1)「インターネットの活用法」
橋本悟 京都府立医科大学付属病院麻酔・集中治療部 助教授
 (2)「電子メールのセキュリティとプライバシー」
--- 正しい電子メールの使用法 ----
萩平哲 大阪府立羽曳野病院麻酔科
 (3) 「インターネット生物医学国際会議」
--インターネットを利用したオンライン国際会議--
村瀬澄夫 信州大学医学部付属病院医療情報部 教授
 (4)「麻酔記録のデータベース化」
--みんなで使うデータベース--
斎藤智彦 国立療養所邑久光明園麻酔科
 (5)「統計処理とスライド作成」
松田俊 広島修道大学情報センター 教授



2.テレビ電話での参加について(システム概要)
 
 松山のメイン会場と、テレビ会議参加を希望された全国3ヵ所の医療拠点およびサブ 会場2ヵ所に、ISDN回線とテレビ電話「Phoenix mini」を設置し、フェニコムの「テレビ会議多地点接続サービス」を利用して同時接続することにより、映像と音声による双方向のコミュニケーションを実現します。

 このシステムを導入することにより、会場模様の配信や遠隔参加拠点からの発表はも とより、各会場相互間での質疑応答も可能となります。



3.今後の予定
 
 日本臨床麻酔学会では、今回のワークショップをきっかけとして、会員間に、テレビ電話やインターネット等、簡易かつ低コストで利用できるマルチメディアツールのさらなる活用研究、実践を期待しています。



*1:


日本臨床麻酔学会
臨床麻酔学の進歩と普及を図り、医学と医療の向上に寄与することを目的として1980年に発足しました。全国の臨床麻酔医、4,875名が会員となっています。

*2:

第18回日本臨床麻酔学会総会
 平成10年10月28日(水)〜30日(金)、愛媛県松山市にて、「日々の麻酔を再検討する」をテーマに開催されます。 最新、最先端の麻酔の重要性もさることながら、麻酔をなりわいとし、日々の麻酔に苦労し、工夫を重ねている最前線の麻酔科医の立場に即した学術集会にするため、リフレッシャーコース、教育講演、ワークショップ、症例検討等を充実させています。
 また、職業としての麻酔科を掘り下げるため、世界各国の麻酔科の現況・将来に ついてのシンポジウムが組み入れられています。
 URL http://hypnos.m.ehime-u.ac.jp/rinma18/index.html

*3:

Phoenix mini(フェニックス・ミニ)
NTTのISDN対応テレビ電話で、小型・軽量・低価格・高品質が特長です。
 通常の電話機感覚で、簡単に利用できます。価格は2台セットで198,000円、1台では120,000円。

*4:

テレビ会議多地点接続サービス
 テレビ会議システム(国際標準ITU-T H.320に準拠したもの)を最大1,000ヵ所 まで同時に接続して多地点での会議が可能な、会員制のネットワークサービスです。
 平成9年9月にサービスを開始し、平成10年9月末現在で、約750会員となっています。入会金は不要、月会費は会員あたり1,000円、会議基本費が20端末ごと500円、会議利用費が端末ごとに3分40円です。アクセスポイントは、全国52ヵ所。
 URL http://www.nttphx.co.jp/



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