平成10年12月17日
日本電信電話株式会社
xDSLフィールド実験結果及び今後の予定について
NTTでは、平成10年2月よりxDSLフィールド実験を行い、ADSLを用いたアクセスラインの伝送速度やサービス提供上の品質等について評価してきましたが、平成10年12月10日をもって終了しましたので、その結果をお知らせいたします。なお、本実験結果を受け、平成11年度第3四半期を目処にADSLを利用したアクセスラインを試験サービスとして提供開始する予定です。
1.フィールド実験の概要
実験期間 平成10年2月20日〜平成10年12月10日 実験地域 関東、関西エリアの特定地域(24交換ビルエリア) 実験形態 ADSL装置をメタリック加入者線に取り付け、インターネットサービスを通して試験を実施 参加モニタ 112モニタ 参加ISP 12社
※フィールド実験のシステム構成については別紙1の図1参照
2.フィールド実験結果の概要
(1) 技術的評価結果 モニタ宅からNTT交換センタ間の距離(線路長)と下り伝送速度との関係は別紙2のグラフ1のとおりです。
なお、モニタ各位の実験結果により、次のことが分かりました。
● 下り500kb/sで伝送した場合 ・ 線路長が2.5km以内では全てのモニタに提供可能 ・ 線路長が2.5km〜5kmのモニタでは、線路条件等の理由により、一部を除けば提供可能 ● 下り1.5Mb/sで伝送した場合 ・ 線路長が1.5km以内では全てのモニタに提供可能 ・ 線路長が1.5km〜4kmのモニタでは、提供できない場合が多い
(2) お客様アンケート結果 通信速度・品質等については、約7割のお客様から「満足」、「まあまあ満足」という回答をいただきました。(別紙2のグラフ2参照)
※実験結果については、順次「xDSLフィールド実験ホームページ(http://info.ntt.co.jp/xdsl/)」に掲載していく予定です。
3.今後の予定
今回のフィールド実験の結果を受け、インターネットサービスプロバイダ向けに、お客様とNTT交換センタ間のアクセスラインをADSLで結ぶ試験サービスを実施します。 なお、料金、サービス品目、サービス提供条件等の詳細については、製品動向を考慮に入れつつ現在検討中です。
(1)
開始時期平成11年度第3四半期を予定
(2)
サービス提供エリア首都圏及び大阪圏の一部エリア
(3)
予定提供速度(上限値)下り速度(NTT交換センタからお客様宅方向の速度):500kb/s程度
上り速度(お客様宅からNTT交換センタ方向の速度):200kb/s程度
別紙1別紙2
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