News Release


平成11年6月4日

日本電信電話株式会社



フィリピンPLDT社への出資について


 NTTは、本日、フィリピン最大の電気通信事業者PLDT社(正式名称:Philippine Long Distance Telephone Company)へ出資することで、同社と同社の主要株主であるファーストパシフィック(FPC)社と基本合意しました。

 今後、最終契約締結に向けて、3社で詳細検討を行って参ります。


1. 基本合意の主な内容(NTTとPLDT社の関係)

(1)概要:
 NTTの保有するスマート社株式全株(全スマート社株の約37%)とPLDT社新株の交換、更にPLDT社新株の追加購入により、FPCと共同でPLDT社の事業に参画する。
(2)スマート社株式とPLDT社株式の交換比率:
スマート社総株式価値:PLDT社総株式価値=約22.5:約77.5 (PLDT社最終株数の約7.8%分を取得)
(3)PLDT社株の追加購入金額:
約147億ペソ(約386百万米ドル、約475億円
(PLDT社最終株数の約7.2%分を取得)
(4)NTTの最終持株比率:
約15%
(5)PLDT社へのNTTの総投資額:
約278億ペソ(約758百万米ドル、約875億円
現NTT保有スマート社株式価値約131億ぺソ(約372百万米ドル、約400億円相当)を含む
(6)NTTからの派遣役員数:
2人

(注)なお、FPCグループの保有するスマート社株式(56%)についても、PLDT社株式との交換が合意されている。

*1ドル=38ペソ=123円で換算



2. PLDT社への出資の意義

(1)日比間の国際通信トラヒック量は、日本発信では米国、中国、韓国向けに次ぐ第4位、フィリピン発信では米国向けに次ぐ第2位であり、フィリピンはNTTグループの国際戦略上欠かせない国です。
(2)PLDT社は、フィリピンにおいて市内・市外・国際通信を提供し、固定電話の60%(加入数ベース)、国際通信の68%のシェアを有するフィリピン最大の電気通信事業者であり、また、主要な海底ケーブルプロジェクトのメンバであることから、NTTグループのフィリピンにおけるアークスターサービス等をさらに展開する上で重要な意味を持ちます。


3. 今後の予定

 詳細については今後交渉していきますが、契約の締結、各種PLDT社内及び株主の承認、規制機関の承認をもって、最終的には出資することになります。

4. スマート社との関係について

 今回の合意によりスマート社はPLDT社の100%子会社となる予定であり、、NTTは、今後ともPLDT社を通じたスマート社への事業参画を継続してまいります。



別紙





<本件に関するお問い合わせ先>


長距離国際会社移行本部広報室
大久保、稲次
TEL:03-3500-8020


同 国際事業部
山下、鷲澤
TEL:03-3539-2404



News Release Mark
NTT NEWS RELEASE