別紙2

「ユビキタス・プラットフォーム技術の研究開発」プロジェクト概要と各機関の役割

 ユビキタスネットワーク社会を支える要素技術は、これまでの官民をあげた取組により確立されつつあります。さらに、実用的なサービスへ広く応用していくためには、(1)様々な情報やサービスに自由に組み合わせてアクセスでき、場面や状況に応じて適切な情報に加工できるオープンな情報通信システム、(2)電子タグに紐付いた人・モノ・場所などの情報のやり取りが可能な安価な携帯端末、(3)人・モノなどの場所を特定する空間情報(空間コード)を管理・利用する技術の創出が望まれています。このような背景の下、総務省からの委託により、諸外国に比べ優位にある日本のユビキタスネットワーク技術の確立と推進を図るため、平成20年度から3年計画で以下の3課題について研究開発を実施しています。

(1) ユビキタスサービスプラットフォーム技術:電子タグ、センサなど様々な情報に透過的にアクセス可能なインターフェースや、高度な状況情報へ処理し、利用可能にする技術
(2) ユビキタス端末技術:UHF帯電子タグ※1のリーダ/ライタを携帯電話に融合する技術
(3) ユビキタス空間情報基盤技術:空間コードを用いた管理により、利用者の居場所や指定した場所の情報をいつでも・どこでも取り出し、利用可能にする技術

各受託会社および大学の役割
各受託会社および大学の役割 ※2 ※3 ※4

■実証実験における三井不動産の関わり

 柏の葉エリアは、「柏の葉国際キャンパスタウン構想」を掲げ、三井不動産のほか、千葉県・柏市・東京大学・千葉大学・つくばエクスプレスらによる公民学連携のまちづくりが進められており、その中で先端技術を暮らしの中に積極的に取り入れて、未来生活を体感できる「イノベーション・フィールド都市」の推進が目標化されています。
 日本独自の最新技術としてグローバルに情報発信できるユビキタス新技術を一般市民へ話題提供するとともに、新技術進展を図ることに寄与したいという考えのもと、「ユビキタス・プラットフォーム技術の研究開発」事業の実証実験において、地域住民との多くの接点を持つ商業施設「三井ショッピングパークららぽーと柏の葉」を実証実験の舞台として三井不動産グループを挙げて協力いたします。

※1 :UHF帯電子タグ
ICチップとアンテナ等からなる電子タグにより、人やモノを識別・管理する仕組み。電波を利用するため、非接触で読み書き等が可能。現在広く普及している鉄道系等の非接触型電子マネーシステムに比べて、UHF帯の電子タグシステムは比較的長距離の通信ができ、複数個の電子タグを同時に読み取ることが可能。

※2 :アクティブタグ
電源を内蔵し、自ら電波を発して、内蔵されたデータ(主にIDなど)を送信する電子タグ。通信距離は数m〜数10m程度。

※3 :ucode
あらゆる「モノ」や「場所」に世界で一意の番号を付与するための識別子。あらゆるモノにucodeが付与されると、同種の商品であっても、いつ作られたのか、どのような配送ルートを通ったのかなど、モノ固有の情報を管理できるようになり、あらゆる場所にucodeが付与されると、その場所に応じた情報提供が可能。また、ucodeは、誰がどこで読み取っても必ず特定のモノや場所を識別できるような、世界で一意の番号になっているため、複数の企業や国をまたがって共通に利用することも可能。

※4 :パッシブタグ
電源を内蔵せず、リーダライタから電波・電磁波を受けて起電し、内蔵されたデータ(主にIDなど)を返信する電子タグ。通信距離は数cm〜10m程度。


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