補足説明
<背景の補足>

 現在のインターネット通信は、光ネットワークにアクセスする部分では、1つの波長(毎秒1ギガビット)を複数のユーザがパケット単位にタイムシェアしています。また、ネットワーク内の中継ノードでは、いったん電気信号に直して、パケット毎に宛先を確認して行き先ごとに振り分けてから、光信号に戻しています。これらは、電子メールやWebなど、細かなデータの流れ(フロー)を、パケット単位に束ねて効率的に運ぶのに適した方式です(図1下段)。
 これに対して、2020年頃には、100GbE技術が端末インタフェースとして普及し始めると予想されており、中継ノードでは電気処理をせずにユーザと遠隔地のサーバをオンデマンドに波長の束で結び、広域網の波長リソースを複数のユーザで効率的に共有する「波長単位にタイムシェア」という新しいパラダイムの開拓が期待されています(図1上段)。

図1:波長リソースを有効活用する仮想光網が実現する将来の広域LAN環境(現在と比較)

図1:波長リソースを有効活用する仮想光網が実現する将来の広域LAN環境(現在と比較)


戻る

Copyright(c) 2010 日本電信電話株式会社