補足説明
<開発された技術のポイント>

3  LANやWANの光リンクを高度化する技術(ユニバーサルリンク技術の研究開発)
 
3-1  100GbEのレーン障害を回避して高信頼化する並列レーン縮退伝送技術(日立)
 日立は、LAN領域でのリンクの高信頼化を実現する「並列レーン縮退伝送技術」を開発しました。標準の100Gbpsイーサネットでは、リンクを複数の伝送路(レーン)で構成するマルチレーン伝送を行いますが、その際一部のレーンで障害が発生すると、その影響がリンク全体に波及し、最終的にリンクダウン(通信遮断)を引き起こします。今回開発した技術では、各レーンの通信状態を逐次監視し、障害が生じたレーンの使用を即時停止して正常なレーンのみを使用することで、リンクダウンを防止します(図10)。この技術によりLAN領域でも光リンクの高信頼化を実現しました。

図10:100GbEのレーン障害を回避して高信頼化する並列レーン縮退伝送技術

図10:100GbEのレーン障害を回避して高信頼化する並列レーン縮退伝送技術

 
3-2  100 Gbpsクラスの偏波多重多値変調光の信号モニタリングを可能にする信号処理技術(富士通)
 富士通は、多値変調光の高安定なコヒーレント受信を実現するためのデジタル信号処理アルゴリズムを開発しました。このアルゴリズムを活用することにより、100Gbpsクラスの偏波多重多値符号の特性として、各偏波の振幅・位相の状態をモニタリングすることに成功しました(図11)。

図11:100Gbpsクラスの偏波多重多値変調光の信号モニタリングを可能にする信号処理技術

図11:100Gbpsクラスの偏波多重多値変調光の信号モニタリングを可能にする信号処理技術


戻る

Copyright(c) 2010 日本電信電話株式会社