(ニュースリリース)
2012年6月6日
クラウド上においてDaaS等のサービスを提供する際には、ユーザオフィスのICT利用状況や要望に応じたユーザ環境をクラウド上で構築するために、ユーザ拠点とデータセンタ、およびデータセンタ内での物理的なネットワークの再構成や機器の再設定に時間がかかるという課題がありました。NTT ソフトウェアイノベーションセンタ(以下、「NTTの研究所」)では、そのような課題を解決する技術として、物理的なネットワークや機器に依存しない柔軟な構成変更を可能とする仮想ネットワークの技術開発を進めておりました。
今回、NTTの研究所は、クラウドコントローラ※3と仮想ネットワークコントローラ※4の連携技術、ならびに仮想デスクトップ等の既存技術を組み合わせることで、オフィス業務等に必要なICT環境をオンデマンドに実現する技術を、実験クラウド環境において開発しました。(図1)
クラウドコントローラからOpenFlow技術を用いた仮想ネットワークコントローラを制御することで、物理ネットワーク上に論理的に独立な仮想ネットワークを作成することが可能です。これにより、仮想サーバの作成、仮想サーバの仮想ネットワークへの接続といったICT環境の構成に必須の一連の動作を自動的に行うことが可能となりました。
ウェブインタフェースによる簡易な操作によって、クラウドコントローラによる仮想ICT環境の作成や、仮想デスクトップの接続と権限管理を行うことが可能です。
本技術を利用することで、これまでのネットワークサービスでは実現されていなかった、以下のような応用サービスを実現できます。
NTTの研究所はフィールド実証実験の結果を踏まえ、大規模オフィスのICT環境のクラウド化等、さらなる本技術の適用先拡大および実用化に向けた技術の詳細検討を実施します。
企画部広報担当
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