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NTT持株会社ニュースリリース

(報道発表資料)

2013年2月8日

マルチデバイスを自在に連携させた、ワンソース・マルチスタイルの新たなコンテンツ活用を実現する、HTML5コンテンツ分割・連携技術を開発
〜 これまでの技術に比べ、マルチデバイス連携コンテンツの開発期間を半減 〜

 日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦博夫、以下NTT)は、次世代Webブラウザの標準仕様であるHTML5※1を用いて1つのコンテンツ情報(ワンソース)を複数の端末(デバイス)に合わせ、自動で分割及び連携することが出来るコンテンツ分割・連携技術を開発しました。

 本技術により、HTML5を用いたWebアプリケーションや映像を含んだコンテンツ等の制作において、デバイスの追加や変更に合わせた修正が不要となり、コンテンツの制作期間および開発費用を飛躍的に削減することができます。今後、本技術の展開を通し、家庭内のテレビやスマートフォン、タブレット等様々なデバイスで1つのコンテンツを利用する、ワンソース・マルチスタイルの利用シーンの拡大をめざします。

1.技術の背景

 近年、スマートテレビに代表される、複数のデバイスでコンテンツを利用するサービスが出てきています。家庭のテレビやスマートフォン、タブレット等において、同時にインターネット上のストリーミング動画やソーシャルメディア、ゲームも楽しめるサービスが実現されています。このマルチデバイス機能の多くは、次世代Webブラウザの標準仕様であるHTML5によって作られており、今後HTML5の世界的な普及の流れに伴い、マルチデバイスで利用するサービスの需要がさらに高まると予想されています。そのような中、事業者がそのようなサービスを提供するためには、多様なデバイスに適応するコンテンツを開発し、各デバイス上であたかも1つのコンテンツのように連動させる必要があるため、各々のOS※2や異なる機器ごとに合わせた開発、検証に時間と費用がかかる等の課題がありました。そのため、NTTのサービスエボリューション研究所では、コンテンツプロバイダが今までOSやデバイスの種類ごとに対応していた稼動が削減できる「HTML5コンテンツ分割・連携技術」を開発しました。

2.新技術の概要(別紙1

 HTML5コンテンツ分割・連携技術は、複数のデバイスに搭載されたHTML5ブラウザ(子ブラウザ)とWebサーバの間で機能する技術です。WebコンテンツをDOM※3と呼ばれるWebの構成要素による部分コンテンツ(例えば、映像画面、操作画面、情報画面など)に分割することができます。また、この部分コンテンツは、ユーザの利用シーンに合わせ複数のデバイスに自在に振り分けられます。さらには、本技術が一括して子ブラウザに表示されるコンテンツの状態を管理することで、別々のデバイスに振り分けたコンテンツ同士を同期させることが可能です。したがって、サービスを提供する事業者は1つのコンテンツを用意するだけで、マルチデバイスを連携させるサービスに対応することができます。

3.新技術による効果(別紙2

(1)コンテンツ開発期間・開発費用を削減

 コンテンツの開発では、これまでデバイスの追加や変更ごとに正しく動作するか検証する必要があったが、本技術の活用により、複数デバイス間の通信制御や利用するデバイスの変更への対応が不要であるため、開発期間、及びコストを半減させることができます。

(2)コンテンツサーバへの負荷を削減

 本技術の活用により、デバイス間のコンテンツ連動を一元的に管理するため、Webサーバにかかるトラフィックの負荷を大きく分散することができます。

4.今後の展望

 NTTは、HTML5コンテンツ分割・連携技術の研究開発を進め、サービス利用者の趣味嗜好に合わせたコンテンツ情報の自動割り振り等(別紙3)技術の高度化を目指します。またWebコンテンツの提供者とアイディアコンテスト等を通し連携を深めることでワンソース・マルチデバイスの新サービスのすそ野を広げ、ビジネスマーケットの拡大に貢献します。また、国内関連コンソーシアムやW3Cなどの国際標準化団体への働きかけを行い、HTML5コンテンツ分割・連携技術を国際標準規格とする活動を展開し、HMTL5基盤の確立へ向け取り組みます。

5.その他

 本技術は、2013年2月14日(木)、15日(金)にNTT主催で開催される「NTT R&Dフォーラム2013」、および3月14日から15日にドイツで開催される予定の3rd Media Web Symposiumへの出展を予定しています。

注釈

※1HTML5
HTML5はW3C(World Wide Web Consortium)が策定中である次世代Webブラウザの標準仕様です。HTML5は、文書の記述ルールであるHTML(HyperText Markup Language)だけでなく、グラフィックス描画機能やマルチメディア再生機能、通信機能、端末デバイス(カメラやGPSなど)へのアクセス機能なども含めて標準化を進めています。
※2OS
OS(Operating System)はハードウェアを抽象化して、アプリケーションを開発しやすくするためのプラットフォームです。パソコン、スマートフォンなど機器の種別、あるいは製造・販売していメーカによって、採用されているOSは異なっています。
※3DOM
DOM(Document Object Model)はHTML等を取り扱うためのアプリケーション=プログラミング=インターフェイス(API)です。 DOMではHTML等の文書を構成要素からなる階層的な構造として識別します。
別紙・参考資料
別紙1 新技術の概要
別紙2 新技術による効果
別紙3 HTML5コンテンツ分割・連携技術の高度化:コンテキスト連携
参考 想定する使用シーン

本件に関するお問い合わせ先

日本電信電話株式会社

サービスイノベーション総合研究所
企画部広報担当
E-mail:randd@lab.ntt.co.jp
Tel:046-859-2032

ニュースリリースに記載している情報は、発表日時点のものです。現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

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