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NTT持株会社ニュースリリース

平成25年5月25日

西日本電信電話株式会社 奈良支店
日本電信電話株式会社
近畿大学農学部 環境管理学科

『ICTの利活用等による生物多様性保全ならびに環境教育の推進』について
〜人的活動・里親校間交流・遠隔学習および環境センシングの実施〜

 西日本電信電話株式会社奈良支店(支店長:高木康弘 以下 NTT西日本奈良支店)、日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区:代表取締役社長 鵜浦博夫 以下 NTT)、近畿大学農学部環境管理学科(奈良市中町:学科長 坂上吉一 以下 近大農環境)は、近畿大学が実施している里山修復プロジェクトや絶滅危惧種である『ニッポンバラタナゴ』の保護活動に関し、人的な保護活動の拡大と、センサーネットワーク技術、機械学習技術等を活用した保護活動の拡大ならびに、地域(奈良県 くらし創造部 景観・環境局 自然環境課、奈良市教育委員会)とも協力してICTを利活用した環境教育を推進することを目的に、地域の生物多様性の維持と研究の推進並びに環境教育の発展に努めることで合意します。

1.背景と概要

 近大農環境は、平成17年に奈良県では絶滅したと思われていたニッポンバラタナゴを発見し保護活動を開始するとともに、翌18年より「里山修復プロジェクト」を実施し、地域の環境と社会造りに貢献してきました。
 また、奈良県(くらし創造部 景観・環境局 自然環境課)と協力し、絶滅危惧種として保護保全活動に取組むと共に、奈良市を中心とした9つの小中高校を『里親校』として、奈良市(奈良市教育委員会)とも連携し、系統保存に取組み、ニッポンバラタナゴの保全活動を教材とした環境教育を実施し、平成25年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰*1)を受賞しています。
 NTT西日本奈良支店においても平成23年度より、NTT西日本グループの生物多様性保全活動「NTT西日本みどりいっぱいプロジェクト」*2)の一環として、主に近大キャンパス内の里山に創出されたタナゴの保護池周辺の環境整備、保全活動に協力して参りました。
 このたび、NTT西日本奈良支店と近大農環境が、相互に連携しながら、里山環境の整備やニッポンバラタナゴを中心とする絶滅危惧種の保護などの生物多様性保全活動を拡大すること、並びに、ICTを利活用した環境教育の実施に取組むことへ合意し、平成25年5月25日に包括連携協定を締結することになりました。
 また、絶滅危惧種の生態は不明な点も多いことから、近大農環境はセンサーノードによる無線センサーネットワークに関する基礎研究を行ってきたNTTコミュニケーション科学基礎研究所(以下NTTCS研)と共同で、センサーネットワークを応用した絶滅危惧種の生育条件解明に関する共同実験を開始することとしました。具体的には、NTTCS研が開発した、センサーの数が多いほど、データの圧縮率が向上する新しい圧縮方式を用いて省電力化を行うことにより、配置が広範囲かつ地形が複雑な里山環境においてセンサーネットワークを効率的に構築し、詳細な時系列データによる生育環境情報の収集・分析を実現していきます。

2.連携協力する内容

主な連携協力する事項は次のとおりです。

NTT西日本奈良支店と近大農環境(協力協定)

  • ニッポンバラタナゴ保護サイトにおける人的活動の継続と拡大(別添1 
  • ICTを利活用した生物多様性保全に関わる環境教育の推進(別添2 

NTTCS研と近大農環境(共同実験契約)

  • センサーネットワーク技術、機械学習技術を活用した里山環境および絶滅危惧生物の生育環境調査研究の推進(別添3 

 なお、環境教育への協力の具体的な取り組み内容及び実施方法については、今後奈良県、奈良市とも連携の上、決定いたします。

3.今後の展開

 今回のNTT西日本奈良支店と近畿大学の連携協定締結、および近畿大学とNTTCS研との共同実験契約を契機として、さらなる地域の生物多様性の維持と研究の推進並びに環境教育の発展に努めてまいります。

ニッポンバラタナゴについて

ニッポンバラタナゴ

 大阪府、香川県と九州中北部のみに分布するとされていた日本固有亜種。全長は最大で約5 cm近くになり、約1年で成熟する。寿命は約2年。かつては、琵琶湖淀川以西の本州ならびに四国の瀬戸内平野と熊本平野、筑紫平野を中心とした九州中北部に分布していた。
 しかし、近縁外来亜種タイリクバラタナゴの侵入や河川開発、水質悪化といった環境悪化により、地域によってほぼ全滅ないし分布は確実に縮小しつつある。具体的な個体数は不明。(環境省ホームページから抜粋・要約)。奈良県では、奈良県版レッドリストの絶滅寸前種に指定され、奈良県希少野生動植物の保護に関する条例で特定希少野生動物種に選定されています。

別紙・参考資料
別添1 ニッポンバラタナゴ保護サイトにおける人的活動イメージ 
別添2 生物多様性保全教育のICT利活用イメージ 
別添3 センサーネットワーク技術の利活用イメージ 

本件に関するお問い合わせ先

西日本電信電話株式会社

奈良支店 企画総務部 総務担当
田村 智彦
TEL:0742-21-4591

日本電信電話株式会社

先端技術総合研究所 広報担当
a-info@lab.ntt.co.jp
TEL:046-240-5157

近畿大学農学部

環境管理学科
北川 忠生
tkitagaw@nara.kindai.ac.jp
TEL:0742 43-6372

ニュースリリースに記載している情報は、発表日時点のものです。現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

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