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NTT持株会社ニュースリリース

(報道発表資料)

2014年2月10日

日本電信電話株式会社
シスコシステムズ合同会社
ジュニパーネットワークス株式会社
日本ヒューレット・パッカード株式会社

サービスチェイニング技術を活用したユースケースが
欧州の標準化団体ETSI※1においてコンセプト実証として認定
〜マルチベンダ環境におけるサービスチェイニング技術を実証〜

 日本電信電話株式会社(代表取締役社長:鵜浦 博夫、以下NTT)、シスコシステムズ合同会社(代表執行役員社長:平井康文、以下シスコ)、ジュニパーネットワークス株式会社(代表取締役社長:ジェフリー・ブラウン、以下ジュニパー)、日本ヒューレット・パッカード株式会社(代表取締役社長執行役員:小出 伸一、以下日本HP)は、欧州の標準化団体であるETSIのNFV(Network Functions Virtualisation)※2へ、サービスチェイニング技術を活用したユースケースの実現構成の提案を行い、本提案がETSI公認のコンセプト実証(Proof of Concept)として、国内で初めて(世界で2件目)認定されました。
 NTTが提案しているサービスチェイニングは、ユーザごとに異なる仮想ネットワーク機能を選択的に利用するための技術であり、インターオペラビリティ※3が重要なため、今回はシスコ、ジュニパー、日本HPと協力してユースケースの実現構成を提案しました。
 なお、2014年2月13〜14日にNTT武蔵野研究開発センタにて開催される「NTT R&Dフォーラム2014」にて本ユースケースのデモを行う予定です。

1.背景と目的

 クラウドサービスの拡大により、データセンターなどのサーバを対象としたサーバ仮想化の利用が進んでいます。ネットワークにおいても仮想化されたサーバを接続することにより、迅速な設定変更が可能なネットワーク仮想化技術が登場しています。
 キャリアネットワークにおいてもネットワーク上で実現する機能を仮想化する動きに注目が集まっており、ETSIを中心に、従来個別の専用ハードウェア(アプライアンス)として実現してきた機能を仮想化し、ネットワーク上の汎用サーバに集約するための技術検討が進められています。
 今後、様々な仮想アプライアンス※4製品を組み合わせ、仮想ネットワークを構成する技術が進展すると、ネットワークの構築・変更を柔軟・迅速化することができるようになり、サービス提供までのリードタイムの短縮や、新サービス創造の効率化が期待できます。

2. 提案したユースケースの特徴( 

 サービスチェイニング技術は、仮想アプライアンスを相互に接続し、ネットワークとの連携を行うため、インターオペラビリティが重要となります。NTTネットワーク基盤技術研究所では、仮想化されたネットワーク機能を選択的に利用できるように、パケットに識別子を付与し、その識別子をもとに適切なネットワーク機能へパケットを転送する技術を検討しています。
 本ユースケースの実証構成では、マルチベンダの仮想アプライアンス製品(vDPI※5、vFW※6、vCPE※7)を利用し、サービスチェイニング技術によりユーザ毎に必要とするネットワーク機能が選択的に利用できることを実証しました。
 これまでのIPルーティングでは、経路制御を画一的に行うため、ユーザ毎の経路制御ができませんでしたが、サービスチェイニング技術を用いることにより、ユーザ毎に様々な新サービスを迅速に提供することが可能になります。

3.Proof of Conceptに参加する企業と各社の役割

  • 日本電信電話株式会社:サービスチェイニング技術の提供
  • シスコシステムズ合同会社:vDPI機能の提供
  • ジュニパーネットワークス株式会社:vFW機能の提供
  • 日本ヒューレット・パッカード株式会社:vCPE機能の提供

(各ベンダは、これ以外にもNFVに関する様々なソリューションを製品として提供していますが、今回は、それらのソリューションの中から、上記3つの機能を選択しユースケースとして構成いたしました)

4.今後の予定と展望

 引き続き、国内外のテレコムキャリア、ベンダと協力しながら、今後IETF※8等の国際標準化に貢献してまいります。数年後の実用化を目指し、今後も研究開発を進めてまいります。

用語解説

※1ETSI(European Telecommunications Standards Institute)
ヨーロッパ圏の電気通信における標準仕様を策定するために設立された標準化団体
※2ETSI NFV(Network Functions Virtualisation)
2012年12月世界のキャリアが中心となり、ETSIに設立したキャリア主導のネットワーク仮想化技術に関する検討を推進する団体
※3インターオペラビリティ
相互運用性。複数の異なる機能を組み合わせて、相互に運用できる状態
※4仮想アプライアンス
仮想環境で、目的の専用機能/アプリケーションがすぐに使える構成であるソフトウェア
※5vDPI(virtualized Deep Packet Inspection)
IPパケットのデータ部分の情報を基に、フィルタリングなどの処理方法を決める機能
※6vFW(virtualized Firewall)
ある特定のネットワークとその外部との通信を制御し、内部のネットワークの安全を維持することを目的とする機能
※7vCPE(virtualized Customer Premises Equipment)
宅内にあるユーザ端末をキャリアネットワークに接続するためのNAT(Network Address Translation)やDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)などの各種IP機能
※8IETF(Internet Engineering Task Force)
インターネットで利用される技術の標準仕様を策定する標準化団体

商標について

記載されている社名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

別紙・参考資料
図 提案したユースケースの特徴 

本件に関するお問い合わせ先

日本電信電話株式会社

情報ネットワーク総合研究所
企画部 広報担当
TEL:0422-59-3663
Email:inlg-pr@lab.ntt.co.jp

シスコシステムズ合同会社

NTTグループ事業本部
ネットワーク事業部
TEL:03-6434-2995
Email:ntt-nfv@cisco.com

ジュニパーネットワークス株式会社

マーケティング本部
TEL:03-5333-7570
Email:japan-marketing@juniper.net

日本ヒューレット・パッカード株式会社

エンタープライズサービス事業統括
通信・メディアソリューションズ統括本部
CMSプラクティス本部 IP企画部
TEL:0120-436-555
(日本HP カスタマー・インフォメーションセンター)
Email:cmsjapan@hp.com
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ニュースリリースに記載している情報は、発表日時点のものです。現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

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