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研究紹介

第31回 HEVCリアルタイムエンコーダLSI 〜NARA〜

最新の映像符号化に関する国際標準規格「H.265/HEVC」に対応した、超高精細4K/60p HEVCリアルタイムエンコーダLSI〜NARA〜についての紹介です。

研究Q&A

  • Q.これはどんな技術なのですか?
  • A.世界で初めて、プロフェッショナル向けの4K HEVCリアルタイムエンコーダLSIを開発しました。
    HEVCの特徴である可変ブロックサイズに適応したフレーム間予測やフレーム内予測におけるハードウェアアルゴリズムをNTTにて開発しました。具体的には、画面内の大きな動きを検知 して適応的に広い探索範囲を実現する動き予測や、動き予測の過程で段階的にブロックサイズを絞り込む高圧縮で低演算量な動き探索、映像の特徴を解析した上 で事前に予測方向を絞り込むイントラ予測、などのハードウェアアルゴリズムを確立しました。  これら高圧縮映像エンコード処理に加え、音声エンコーダ・映像音声のトランスポートストリーム(MPEG2-TS)への多重化処理も1チップに内蔵し、本チップ搭載システム(映像伝送装置など)の構成のシンプル化を実現したものになります。
  • Q.他の技術とはどこが違っているのでしょうか?
  • A.放送局などが編集や生中継などに使う、より高画質な4K映像の素材映像の伝送に 適用可能な2倍の色情報を表現できるプロ用途向けの高品質映像規定Main 4:2:2 10プロファイルに世界で初めて対応しています。また、LSI化により、既存技術でのHEVCエンコーダと比較して、基盤実装面積を16分の1に、圧縮性 能を1.5倍に、小型化と高性能化を実現しました。
    さらに、本LSIの4Kリアルタイムエンコーダとしての特長に加えて、本LSIを複数チップ用いることで、さらに臨場感の高い8K映像をリアルタイムエンコード処理する技術的な実現性も確認しました。
  • Q.この技術が使われると、どんな役に立つのでしょうか?
  • A.近年、臨場感にあふれる超高精細4K映像サービスの普及拡大が見込まれています。本開発により、超高精細4K・8K映像サービスの普及促進に貢献してまいります。
  • Q.最後にひとことどうぞ。
  • A.今後、2020年に向けて、世界各地で多くの視聴者にスポーツの感動が共有されることが予想されています。NTTは、本技術を通じて、超高精細4K・8K映像伝送サービス、パブリックビューイング、マルチアングルTV等、将来の高臨場大画面の映像分野で貢献してまいります。

どうもありがとうございました。
詳細についてはNTTホームページのニュースリリースをご覧ください

技術キーワード

  • 超高精細映像 HEVC 4K 8K 2020年 リアルタイムエンコーダ 

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