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研究紹介

第42回 イマーシブテレプレゼンス技術「Kirari!」

注目する選手個人を擬似3Dでリアルタイム中継可能な技術を開発し、超高臨場感視聴体験を実現することに成功したkirari!についての紹介です。前回のピックアップ記事についてはこちらをご覧ください。

研究Q&A

  • Q.昨年の発表との差について教えてください。
  • A.昨年は、映像符号化技術(HEVC)、音響符号化技術(MPEG4-ALS)、メディア同期技術(Advanced MMT)といったメディア系コア技術をベースとしながら、Kirari!実現に向けた研究開発のコンセプトを示させていただきました。
    今年はそのコンセプトの実現に向けて必要な要素技術を具体化し、各要素技術の研究開発を進めました。
    各要素技術については、今後精度向上の余地はありますが、現時点で実現できた技術を示させていただきました。
  • Q.NTTとしてはどこに力を入れ、どんな技術を作るのでしょうか。
  • A.表示装置はパートナーの技術を活用しますが、高臨場なライブ中継を実現するための、メディア取得・メディア処理・メディア伝送・メディア再生に関わる要素技術はNTT技術として研究開発に取り組んでいます。
    技術としては、これまで取り組んできた画像や音声の符号化や任意の場所から聞こえてくるかのように音場を再現する手法の他、スポーツが行われている会場で、必要な情報を取得し加工する手法や、それらの情報を整理し、別の場所に伝送し再現する方法の研究開発に取り組んでいます。
  • Q.2020に向けたロードマップについて教えてください。
  • A.実際の競技を再現しながら技術を磨いていくことが重要だと考えており、いくつかの段階に分けて、実証実験を行う予定です。あるスポーツ競技をターゲットとして実際に再現し、技術的に実現可能性があることを実証していきたいと考えています。
    また、スポーツだけではなく、伝統芸能といった舞台芸術分野や、コンサートなどの音楽分野など、様々な分野での適応可能性を検証していきたいと考えています。
  • Q.最後にひとことどうぞ。
  • A.今後個人競技を中心に、競技のリアルタイム中継のトライアルを進めていきます。具体的なユースケースとして、空手やフェンシングなどの個人競技や、人気スポーツである野球などへの展開に挑戦していく予定です。
    また、さらなる研究開発として、2017年には、Kirari!で実現する競技の幅を広げるため、選手複数人での競技へ対応するための研究開発を推進します。競技者が大人数、もしくは複数の被写体の移動の大きい競技などへ対応することにより、現在では実現の難しい柔道、サッカーなどへの将来的な適用を目指します。

どうもありがとうございました。
詳細についてはNTTホームページのニュースリリースをご覧ください。

技術キーワード

  • 超高臨場感メディア同期技術(Advanced MMT) 任意背景リアルタイム被写体抽出技術 臨場感デザイン技術(高臨場音像定位技術) 超ワイド映像合成技術 2020年

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