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研究紹介

第51回 非線形不変量攻撃: 新たな暗号解析手法の考案

IoT時代に必要とされる軽量共通鍵暗号の安全性評価に大きく貢献する、共通鍵暗号に対する新たな解析手法である非線形不変量攻撃についての紹介です。

研究Q&A

  • Q.これはどんな技術なのですか?
  • A.安全な暗号開発には、まず攻撃方法を想定することが重要です。その想定に対応する解析手法を実現することで高い安全性を持つ暗号が実現できます。
    1995年に線形近似による暗号解析手法が考案されました。このたび本解析手法にて、非線形での解析ができることを初めて確認しました。今後の軽量共通鍵暗号等の開発の際に重要な安全性評価手法となるものです。
  • Q.他の技術とはどこが違っているのでしょうか?
  • A.従来の多くの暗号解析手法では、解析者〔攻撃者に成り代わって〕が都合のよい値で且つ大量の平文を用意してから解析をしていました。本解析手法は通常利用されている文章を平文とした場合に、もとの平文の一部が直接的に暗号文から導出されることが特徴です。
  • Q.この技術が使われると、どんな役に立つのでしょうか?
  • A.共通鍵暗号の開発において、非線形不変量攻撃に対する耐性を持つ暗号アルゴリズムの設計に役立ちます。
  • Q.最後にひとことどうぞ。
  • A.軽量暗号は、特定の1つの暗号方式がどこにでも使えるというものではないため、個別の用途に応じて開発すべきものと考えられています。さまざまな要望にタイムリーに応じられるよう、今後の世の中の動向を確認しながら、用途に合った安全な方式を設計できるよう準備を進めます。

どうもありがとうございました。
詳細についてはNTTホームページのニュースリリースをご覧ください。

技術キーワード

  • 軽量暗号 暗号解析手法 IoT 暗号アルゴリズム 非線形不変量攻撃

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