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研究紹介

第55回 安全かつ有用な「匿名加工情報」の作成を支援するソフトウェア

パーソナルデータの特性や利用目的に応じた最適な加工方法の選択・評価環境を実現するソフトウェアについての紹介です。

研究Q&A

  • Q.これはどんな技術なのですか?
  • A.2017年5月30日に施行された改正個人情報保護法にて定められた『匿名加工情報』は、一定のルールの下で本人同意なしで第三者への提供を含む目的外利用が可能です。しかし、匿名性を維持しつつ有用な匿名加工情報を生成することは容易でなく、データを加工しては評価する試行錯誤が不可欠です。
    本ソフトウェアでは、NTT研究所で蓄積した技術と知見に基づく豊富な加工技法と評価技法を備え、データ保有者が様々なデータに対して加工と評価を繰返しながら、データの特性や利用目的に応じた匿名加工情報を作成するために必要な環境を実現します。
  • Q.他の技術とはどこが違っているのでしょうか?
  • A.匿名加工情報の生成を行いやすくするため、他の匿名化ツールにはない次の3つの優位性を有しています。
    ①加工技法:個人情報保護法ガイドラインに規定されている全ての匿名化技法を含む、現在有用とされている既存の匿名化技法を網羅。またランダム化の匿名加工を可能にするNTT独自の匿名化技法(Pk-匿名化)も具備。②評価技法:数多ある評価技法を体系的に整理した上で、最新の知見に基づき匿名加工に有用と考えられる評価技法を厳選して搭載。③性能:消費メモリ量を抑える独自方式により、大量のレコードであっても市販のパソコンレベルのスペックの計算機で作業をスムーズに行える高速性を具備。
  • Q.この技術が使われると、どんな役に立つのでしょうか?
  • A.匿名加工情報は統計データよりも幅広い分析に利用できると期待されています。まだまだ活用事例は少ない状況ですが、本ソフトウェアにより安全かつ有用な「匿名加工情報」の作成を支援することで、小売、交通、観光、電力などの様々な分野において、パーソナルデータ利活用を活性化し、新事業や新サービスの創出、ひいては、国民生活の利便性の向上につなげていけると考えています。

どうもありがとうございました。
詳細についてはNTTホームページのニュースリリースをご覧ください。

技術キーワード

  • 匿名加工情報、パーソナルデータ、個人情報、匿名化技術、Pk-匿名化、データ加工、データ評価、プライバシー保護、ビッグデータ

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