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研究紹介

第63回 耐量子公開鍵暗号用の効率のよい安全性強化手法

世界最高水準の効率性を持ち、更に量子コンピュータでも改ざんが不可能である等の強い安全性を持つ耐量子公開鍵暗号についての紹介です。

研究Q&A

  • Q.これはどんな技術なのですか?
  • A.耐量子公開鍵暗号用の安全性強化手法です。公開鍵暗号を実用するためには、メッセージの秘匿に加えて、メッセージの改竄防止等の強い安全性を持つことが必要です。このような安全性を専門的にはCCA安全性と呼びます。本技術は、CCA安全性を持たない耐量子公開鍵暗号に、改竄検知機構を組み込み、CCA安全性を持つ耐量子公開鍵暗号へ変換します。
  • Q.他の技術とはどこが違っているのでしょうか?
  • A.従来の耐量子安全性強化手法では、数学的に安全性を保証するためには、鍵サイズを大きくして効率を落とさざるをえませんでした。今回の安全性強化手法では、対象を選ぶという欠点はありますが、効率を落とすことなく数学的に安全性を保証することが出来ます。
  • Q.この技術が使われると、どんな役に立つのでしょうか?
  • A.実用性の高い公開鍵暗号方式の設計に役立ちます。暗号設計者は直接CCA安全性を持つ公開鍵暗号を設計する必要はなく、比較的設計しやすい今回の手法の要求を満たすような暗号方式の設計に注力すればよいためです。
  • Q.最後にひとことどうぞ。
  • A.このたび開発した安全性強化手法を含め耐量子公開鍵暗号技術を取り揃えたい考えています。これを利用して量子コンピュータの完成後も安心・安全な暗号通信技術の開発・実用化に向けた検討を進めていきます。

どうもありがとうございました。 詳細についてはNTTホームページのニュースリリースをご覧ください

技術キーワード

  • 公開鍵暗号、量子コンピュータ、耐量子暗号、改竄検知、緊密安全性

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