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研究紹介

第65回 巨大災害と闘い安心・安全な社会の実現をめざす共同研究を開始

災害対策・防災分野で新たな価値の創出と震災復興への貢献をめざした東北大学との共同研究開始について紹介します。

研究Q&A

  • Q.どんな経緯で、共同研究開始にいたったのですか。
  • A.元々両組織で連携を促進するために連携協議会があり、2年前(2016年)に「安心なくらしを支える基盤技術」を共通のビジョンとして位置づけ、共同研究を進めることで合意しました。昨年度(2017年度)に東日本大震災を経験した東北大学が持つ災害ビッグデータと、NTTが持つコミュニケーションサービス基盤技術を組み合わせた共同研究を推進するため、東北大学災害科学国際研究所およびNTT関連研究所双方の研究者が集まった参加型ワークショップを実施し、活発な議論を行いました。そうした取り組みを通じてビジョンを具体化することで、このたび新たな共同研究テーマ創出に至りました。
  • Q.従来技術はどのようなものがあって、今回は何を目指しているのですか。
  • A.テーマ<1>では、これまで住民との対話をベースとした共創型のサービス設計(リビングラボ)はありましたが、大規模な定量データ(今回は、被災地での災害データ)も併用する取組みはありませんでした。東北大学の学生と一緒に考案するさまざまな防災アイデアに対して、東北大学が持つ震災データアーカイブに記録されている統計データや災害対応ノウハウをエビデンスとして参照しながら、地域住民の声を繰り返しヒアリングしながら洗練させることで、住民にも納得感があって実際に使われるサービスを創出することを目指します。 テーマ<2>では、これまで災害情報共有システムはありましたが、リスクを考慮した意思決定を支援する仕組みはありませんでした。東北大学の精度の高いリアルタイムの被害予測を入力として、リスク推定・可視化することでリスクへの気付きと理解を促し、リスクに対する対応案を提示することで、迅速で果断な意思決定を支援することを目指します。
  • Q.この技術が使われると、どんな役に立つのでしょうか?
  • A.テーマ<1>では、地域で実際に使われる防災・減災サービスを創出するために重要となる適切なアイデアの探索と、地域住民の納得感向上が可能になります。 テーマ<2>では、客観的な被害から自組織や自己に係わるリスクとして検知し、迅速にリスクへの対処が可能になります。
  • Q.今後の展開について教えていただけますか。
  • A.3年(2021年)を目途に技術確立して新たなサービスの創出と社会実装を目指します。 また、新たなテーマ探索を引き続き進める予定でいます。

どうもありがとうございました。 詳細についてはNTTホームページのニュースリリースをご覧ください

技術キーワード

  • リビングラボ サービスデザイン リアルタイム津波浸水被害予測技術 災害シミュレーション技術 KADAN

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