見たい方向、聞きたい方向を自由に視聴全天球映像インタラクティブ配信技術

技術領域
アプリケーション技術
組織名
メディアインテリジェンス研究所

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背景・従来課題

従来、広い範囲の映像を配信するためには、全体画質を落として限られた通信帯域で配信を行う手法が一般的でした。

概要

イベント会場にいる臨場感をユーザが自由に視聴位置を変えながら体感することができる映像合成配信技術です。
会場全体を撮影した多眼カメラ映像から高品質で高精細なパノラマ映像を合成することで広い範囲の視野を表現する臨場感の高い映像を合成できます。合成したパノラマ映像等の高精細映像からユーザの見たいところをインタラクティブに配信することで、いつでもどこでも視聴環境に合わせてユーザが自由に好きなところを選択・拡大して視聴することができます。さらにユーザが気に入った被写体を中心としたカメラワークをシナリオとして生成し保存することで、簡易に繰り返し視聴できます。またシナリオは他ユーザの視聴情報との類似性を合わせて提示・共有することで、他ユーザとイベントの臨場感を共感して視聴することができます。

特徴

  • 会場の大きさに合わせて調整した多眼カメラの撮影映像から、つなぎ目の無い高品質で高精細なパノラマ映像を合成。
  • パノラマ映像等の高精細映像からユーザが見たい領域を選択・拡大操作しながら、限られた通信帯域で体感品質よく視聴するように符号化配信。タブレット端末やHMD(ヘッドマウントディスプレイ)での視聴が可能。
  • ユーザの視聴操作情報を解析し見やすいカメラワークをシナリオとして生成し、他ユーザの視聴情報との類似性を分析して提示。

利用シーン

  • 音楽ライブやスポーツイベントにおいて、好きなアーティストを中心に視聴し、決定的な瞬間を切り取って知人と共有することができます。
  • *1 HMD: Head Mount Display