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バリューチェーン・マネジメントの強化

方針・考え方

近年、企業には自社グループのみならず、原料・資材の調達から廃棄・リサイクルに至るバリューチェーン全体までを含めて、人権への配慮、環境負荷の低減などのESGリスクや持続可能性への影響を把握することが求められています。また、2018年に制定した中期経営戦略「Your Value Partner 2025」でも、B2B2Xやグローバル事業の拡大をめざしており、今後さらにバリューチェーンがグローバルに拡大していくと予想されることから、今後バリューチェーン・マネジメントを一層強化していく必要があると考えています。

NTTグループのバリューチェーン・マネジメントは、NTTが制定した「調達基本方針」に基づく各種ガイドラインをサプライヤの皆さまに遵守していただくことを基本としています。そのためには、サプライヤの皆さまと信頼のおけるパートナーシップを構築することが重要と考えています。2013年には、CSR調達をさらに進めるため「サプライチェーンCSR推進ガイドライン」を制定し、このガイドラインに基づいたサプライヤのリスク評価を実施しています。また、環境に関する具体的な要請事項としては「グリーン調達ガイドライン」や「省エネ性能ガイドライン」を制定し、サプライヤの皆さまに要請事項の遵守を求めています。

調達基本方針

  1. 広く国内外のサプライヤの皆さまに対し、公正に競争機会を提供するとともに、相互理解と信頼関係の構築に努めます。
  2. 品質・価格・納期・安定供給を総合的に判断し、ビジネスニーズに即した競争力ある製品・サービスを、経済合理性に基づき調達します。
  3. 法令や社会規範を遵守するとともに、社会への貢献のため環境・人権等に配慮した調達を実施します。

調達基本方針

NTTグループサプライチェーンCSR推進ガイドライン

近年、サプライチェーンにおいて、長時間労働や児童労働、化学物質の不法廃棄、賄賂をはじめとした不正行為など、さまざまな問題が露見しており、企業が調達活動においても社会規範や法令を遵守し、社会的責任を果たすことが求められています。

NTTグループは、こうした状況に対し、サプライヤの皆さまと共に、調達活動における社会的責任を果たしていくため「人権・労働」「安全衛生」「環境」「公正取引・倫理」「品質・安全性」「情報セキュリティ」の6分野についてサプライヤへの具体的な要請を示した「サプライチェーンCSR推進ガイドライン」を2013年に制定しました。

現在、このガイドラインを日本語、英語で公開し、NTTグループの国内外のサプライヤに広く発信するとともに、「調達基本方針」やNTTグループのグリーン調達に関する基本的な考え方を示した「グリーン調達ガイドライン」とあわせて公開し、サプライヤの皆さまへ遵守をお願いしています。

調達活動

NTTグループサプライチェーンCSR推進ガイドライン 

サプライヤに対する環境・社会側面に関する要請事項

「サプライチェーンCSR推進ガイドライン」に基づく環境に関する要請事項として、1997年に制定した「グリーン調達ガイドライン」や「省エネ性能ガイドライン」を用いています。「グリーン調達ガイドライン」は、プラスチック材料の統一/選定・有害物の使用抑制・プラスチック材料名の表示・省エネ・サプライヤ評価について具体的な要請事項を示しています。また、品質・安全・環境などに配慮した製品を調達するため、環境負荷の低減を含む具体的な技術要件(テクニカル・リクワイヤメント)を制定、公開し、サプライヤの皆さまへ遵守をお願いしています。

社会側面に関する要請事項としては、紛争鉱物の不使用に向けた取り組みを推進しています。コンゴ民主共和国および隣接9ヶ国から産出される鉱物の一部は、非人道的行為を行う武装勢力の資金源となっている懸念があり、世界的な人権問題となっています。NTTグループでは調達活動における社会的責任を果たすため、2013年に紛争鉱物に対する基本方針として「NTTグループの紛争鉱物への対応」を公表しています。

また、新規および既存のサプライヤが調達に参加する際には暴力団への関与がないことや、過去の調達で不正行為をしていないことなど、「調達参加にあたっての留意点」の遵守をお願いしています。

グリーン調達ガイドライン

省エネ性能ガイドライン

テクニカル・リクワイヤメント

紛争鉱物への対応

調達参加にあたっての留意点

サプライチェーンに関する「リスク評価」を実施

サプライヤ各社のCSRに対する取り組み状況について、各種ガイドラインを参考に調査を通じて把握し、社会・品質・環境など、多様な側面からリスク評価しています。今後も調査対象や調査内容、分析手法を含めて精査し、フィードバックやサプライヤの皆さまとの対話を継続していくことで、NTTグループのバリューチェーン全体でリスク低減に努めていきます。

推進体制

NTTグループのサプライチェーンCSRを推進するガイドラインとして、NTTグループサプライチェーンCSR推進ガイドラインをNTT技術企画部門にて制定しており、NTTグループ各社調達部門と連携して、サプライヤに対して各種ガイドラインに示される要請事項を遵守することを調達の基本条件とするとともにその履行状況の定期的な確認を実施し、サプライヤへのフォローアップを行なっております。

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