ページの先頭です。

文字表示

コンテンツエリアはここからです。

NTTis...2013秋号

このページの英語版を見る

渡邊副社長メッセージ

NTTグループは、2012年11月8日公表の中期経営戦略「新たなステージを目指して」のなかで「グローバル・クラウドサービス」を事業の基軸とすることを掲げました。
今回は、NTTグループの事業戦略を担う渡邊副社長に「グローバル・クラウドサービス」の取り組み状況について聞きました。

NTTグループのグローバル展開の状況についてお聞かせください。

代表取締役副社長 渡邊 大樹

NTTグループは、既に海外で1万社を超える顧客基盤を有し、海外72ヶ国で5万人以上の従業員が就業しております。グループ会社のNTTコミュニケーションズ、DimensionData、NTTデータなどを通じて、様々なクラウドサービスやソリューションをお客様に提供しており、2013年3月期の海外売上高は120億USドル、邦貨換算で約1兆円まで拡大しました。NTTグループは「グローバル・クラウドサービス」を事業の基軸として、グループ全体の成長と変革を実現しようとしています。現在、世界で最も先進的な市場は北米であることから、北米でクラウドサービスの開発を進め、それらを世界に展開することで、グローバルビジネスを加速させていきます。

具体的な取り組みについてお聞かせください。

北米R&D拠点の創設

2013年4月、北米において、世界トップクラスのセキュリティ・クラウド技術をスピーディに開発しマーケットへ投入することを目的に、研究開発拠点「NTT Innovation Institute,Inc.」[呼称:NTT I³(NTTアイキューブ)]を設立しました。「セキュリティ」、「クラウド」に関する研究開発を通じて北米発のサービス開発を推進することで、NTTグループの成長ドライバーである「グローバル・クラウドサービス」の展開を強化していきます。北米で磨かれた成功事例は、日本や新興国などグローバルに展開していきます。

また、2013年6月には、米国に本拠地を置き、マネージド・セキュリティ・サービスを提供するSolutionary, Inc.(以下、Solutionary社)と、同社の全株式を買収することで合意しました。Solutionary社は、お客様のICTインフラやアプリケーション、ネットワーク、クラウド、モバイル通信環境を、セキュリティの脅威から保護するサービスを提供しており、既に、600社以上のお客様にご利用いただいています。NTTグループおよびSolutionary社は、本買収によりマネージド・セキュリティ・サービス市場における競争力を強化していきます。

  • お客様拠点に導入したセキュリティ機器の運用代行や、お客様では対応・判断が困難な事象の対応サポートなどを行うサービス。

クラウドサービスを支えるデータセンタの展開状況についてお聞かせください。

NTTグループのデータセンタ規模(2013年3月末)

NTTグループは国内1位、世界2位のサーバルーム面積を誇るデータセンタを保有しています。2014年3月期に入ってからもデータセンタの事業を拡大しており、国内においては、都内最大規模の「東京第6データセンター」、海外においては、大型データセンタ「香港ファイナンシャル データセンター」でサービス提供を開始しました。また、マレーシア、インドにおいて新たなデータセンタの建設を開始しました。

  • Telegeography社の“Largest Operators by Gross Floor Space”(2012年10月)を基に調査。
    東京第6データセンターについては、こちら(主要会社トピックス)でも紹介しています。

データセンタ事業の拡大

クラウドサービスの拡大に向けた取り組み事例についてもお聞かせください。

代表取締役副社長 渡邊 大樹

Wi-Fi※1プラットフォームを活用したクラウドサービスの展開を強化しています。NTTグループのWi-Fiは、駅や空港、コンビニなど多くの場所でご利用いただいており、Wi-Fiアクセスポイント数は、2013年6月末で16万ヶ所を超えました。Wi-Fiは、固定でも携帯でもない「第3のアクセス」であり、これをインターネット接続だけでなく、Wi-Fi端末をご利用のお客様に情報配信サービスを行う「プラットフォーム」として活用しています。
具体的には、クーポンや店舗などの情報配信を行い、O2O(Online to Offline)※2のマーケティングツールとして活用いただいています。さらには、企業のお客様のバリューチェーン※3の支援として、新たなビジネスモデルを構築するお手伝いにも取り組んでいます。Wi-Fiが持つ、端末やオペレーションシステムや場所にとらわれないという強みを活かして、今後も様々なお客様と協業しながら、ビジネスモデルの変革や地域の活性化を支援していきます。

  • ※1無線LAN機器が、ほかの機器と問題なく接続できる互換性を備えていることを認証するブランド名。
  • ※2ネット上(オンライン)からネット外の実地(オフライン)での行動へと促す施策のことや、オンラインでの情報接触行動をもってオフラインでの購買行動に影響を与えるような施策のことで、スマートフォンの普及により利用が拡大し注目を集めているサービス。
  • ※3市場調査⇒研究・開発⇒生産⇒流通⇒マーケティング⇒保守などで構成される、企業が価値を生み出す連鎖。
    Wi-Fiプラットフォームについては、こちら(中期経営戦略「新たなステージを目指して」)でも紹介しています。

最後に、今後の事業戦略について、一言抱負をお願いします。

2014年3月期は、グループ各社の海外売上の成長などにより、連結営業収益は増加する見込みです。前述の取り組みにより、NTTグループは、お客様にサービスを提案する「プロバイダ」から、お客様に選ばれ続ける「バリューパートナー」へと進化を遂げることにより、成長・発展を目指していきます。

フッタエリアはここからです。