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株主通信 NTTis 2014.6

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特集2 日本初の大規模公開オンライン講座「gacco」開講

gacco The Japan MOOC 日本初の大規模公開オンライン講座スタート。本格的な大学講座を無料で配信。 gaccoの学習方法 講義動画は1回10分程度(1週間に10回前後視聴) 「掲示板」で受講者同士が疑問や意見を述べることも可能 テストやレポート提出→修了証発行 反転学習コースならさらに学習効果アップ
東京大学大学院情報学環 山内 祐平 准教授

NTTドコモとNTTナレッジ・スクウェアは、日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)公認の大規模公開オンライン講座(MOOC)サイト『gacco』(ガッコ)で、大学講座の第一弾を2014年4月14日より開講しました。gaccoは日本初の大学教授陣による講義を誰でも無料で学べるWebサイトです。
設立に携わった東京大学の山内准教授に、gaccoでの学びとその可能性についてお聞きしました。

最高の大学教授陣による本格講義を学ぶ

大規模公開オンライン講座(MOOC)とは何ですか?

無料公開されている講義動画 本郷和人 東京大学教授による「日本中世の自由と平等」

2011年秋に米スタンフォード大学が人工知能に関する講座をオンラインで公開したところ受講者が殺到し、高等教育のニーズが顕在化。それが2012年に米国での大規模公開オンライン講座(MOOC)の立ち上げにつながりました。現在、世界中から1,000万人以上が受講するMOOCサイトでは、世界の主要大学が無料で講座を配信し、条件を満たせば修了証が発行されるなどの教育サービスを提供しています。日本からは東京大学や京都大学がオンライン講座を提供していますが、英語による講義であり、参加する大学の数に制限もあったため、日本版MOOCを推進するJMOOCの立ち上げに至りました。

  • Massive Open Online Coursesの略。Webサイトで誰でも無料で参加可能な、大規模かつオープンな教育サービス。

gaccoの特徴は何でしょうか?

有料オプションの「反転学習コース」

gaccoはNTTドコモとNTTナレッジ・スクウェアが運営するJMOOC公認サイトであり、日本語でオンライン講座を提供しています。社会の変化に応じて知識を素早くアップデートするには母国語での学びは不可欠です。gaccoは、英語主体で全世界から受講者が集まる「グローバルMOOC」に対し、ローカルニーズを満たす「地域MOOC」として、日本だけでなく日本と関係の深いアジア諸国をつなぐハブとしての役割も期待されます。またgaccoでは一部の講座でオンライン講座と対面授業を組み合わせた「反転学習コース」を提供。オンライン講座で基礎知識を予習し、対面授業で応用編を学ぶのも地域MOOCの最大の特徴です。

収益を増やし持続可能な学びの形へ

gaccoの受講者が増えていますが、これからの課題と可能性は?

現在、30代から50代を中心に約5万人が受講登録しています(2014年4月末現在)が、受講者の裾野拡大に向けて講座を増やすことが重要です。またgaccoは無料コースの他に、個人認証可能な履修証の発行や反転学習などの有料サービスを用意しています。これらの利用促進で収益を拡大し、一部を講師に還元して持続可能な運営モデルを確立したいと思います。他にも、履修歴を転職、研修修了証として活用してもらったり、海外受講者のための多言語による字幕なども検討するなど、今後も重要な社会的役割を担うgaccoの普及・推進に努めていきたいと思います。

The Japan MOOC gacco http://gacco.org/ 最高の大学教授陣による授業、2014年4月より開講中!
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