2003 vol.15 No.10

特集

MU形光コネクタとその応用技術

NTT研究所において1992年に開発されたMU(Miniature Universal coupling)形光コネクタは、当初交換機や伝送装置の光インタフェースとして導入されたが、高性能かつ小型、低コストであることから最近では基幹系からアクセス系まで幅広く利用されている。
本特集では、世界で広く使われるようになったMU形光コネクタとその応用技術について紹介する。

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R&Dホットコーナー

光ファイバセンシング技術を活用した道路災害モニタリングシステムの開発
マスユーザ向けネットワークベース型ファイアウォール――MUPA-FW
スター型WDMシステムの開発
ディジタル映像伝送用衛星通信システム

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グループトピックス

メタルケーブル外被の循環型リサイクルシステムの確立
 
純国産暗号次世代アルゴリズムに対応した暗号セキュリティソリューション―CipherCraftシリーズ
 

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グループ企業探訪
NTTブロードバンドイニシアティブ
さまざまな利用シーンを提案する「パッケージサービス」で光ブロードバンド市場開拓の第2フェーズへ

光ブロードバンド時代の市場開拓をミッションとして、2001年6月29日に誕生したNTTブロードバンドイニシアティブ(NTT-BB)。2002年4月よりコンテンツ配信を中心とした独自ブランド「BROBA(ブローバ)」サービスを全国展開している。
さらに2003年5月には、従来のコンテンツ配信に加え、双方向の映像コミュニケーション機能を基軸とし、さまざまな利用シーンに対応した「パッケージサービス」を中心とするビジネスモデルへの進化を打ち出した白川英俊社長に、光ブロードバンド市場開拓の第2フェーズに対応する抱負と課題を伺った。
 
from
・・・NTTデータ
MDAによるソフトウェア開発の効率化の推進

NTTデータのようなシステムインテグレータ(SI)にとって、ソフトウェア開発の効率化は旧来からの重要課題です。このための開発の自動化については、古くからさまざまな研究が行われてきましたが、ここ数年のUML(Unified Modeling Language)の普及に伴い、共通の土俵の上で開発手法の議論ができるようになり、MDA(Model Driven Architecture)という開発方法論が提案されました。NTTデータでは、Webベースシステムの開発に対してMDAの考え方を適用することで、開発の効率化を行うべく研究開発を進めています。


   
グローバルスタンダード最前線
Content Reference Forumの標準化動向

P to P環境における合法的なコンテンツ流通の枠組みの策定が開始されました。消費者の環境に応じたコンテンツの利用条件と入手方法の情報を提供するとともに、インターネットを媒体とした口コミなどによるコンテンツの紹介者にも成功報酬を与えるものです。2003年末の検証実験に向けて、検討が進められています。
 
知財ニュース
不正競争防止法の改正

「不正競争防止法」と聞いても、自分には関係ないと思う人が多いのではないかと思います。しかし、企業活動の中で情報の役割が高まっており、企業も情報をいかに守るのかを真剣に考え始めています。このような背景から、国も企業秘密を守るために、不正競争防止法の改正を行い、2003年5月23日に法改正が公布されました。いくつかの改正のポイントのうち、個人にとって重要な刑事罰に関する改正について説明します。


   

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