2004 vol.16 No.9

特集

次世代コアネットワークの技術展望

ブロードバンドの進展とともに、インターネットトラヒックが増加し続けている。NTTネットワークサービスシステム研究所では、さらに効率的・経済的にサービスを提供するため、次世代コアネットワークの研究開発を進めており、本特集ではその動向と高度制御技術、標準化の取り組みを紹介する。

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R&Dホットコーナー

省配線イーサネットシステム
120GHz帯を利用した10Gbit/s無線技術
超高速CMOS LSI技術
自動光配線切替装置の開発
セキュリティ診断を実現する高速スキャンシステム

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グループトピックス

イーサ系VPN向けトラヒックレポーティングサービス
世界初、IPによる日米間非圧縮HDTV伝送実験

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グループ企業探訪
ドコモ・システムズ株式会社
高度な開発力で新たなモバイルコミュニケーション文化を創出する

ドコモ・システムズの前身は、NTTと三井造船が中心となって1985年に設立されたINSエンジニアリングである。一般市場に向けて、NTTコンピュータのDIPS(Denden-kosha Information Processing System)の販売とCADシステムの開発・販売を担った。その後、NTTドコモのシステム開発に携わった経緯からNTTドコモの資本参加を受け、2000年にはドコモ・システムズと社名を変更した。
2002年にドコモエンジニアリングの情報システム部門と“結婚”することで、システム開発と運用において、それまで以上にNTTドコモのシステムをサポートする一方、機動力のある開発体制と高度なソフトウェア開発力で次のモバイルシーンを創造している。
INSエンジニアリングで常務を経験し、社長として“古巣”に戻った中津川丹社長に課題と展望を伺った。
・espresso開発プロジェクトチームの社員による座談会
 
from
・・・NTT西日本
NTT西日本グループで展開するトータルセキュリティサービス

ITの高度化・ブロードバンド化の急速な進展に伴い、セキュリティを脅かす事件・事故が多発しており、情報セキュリティに対する総合的な対策が不可欠となってきています。ここでは、NTT西日本グループのトータルセキュリティサービスについて紹介します。


   
技術基礎講座
セキュリティ技術―第2回 暗号技術の動向

インターネットなどで広く利用されていた暗号の解読法が発見されるといったことが時折起きることから、実用に向けた暗号方式は「暗号の安全性が理論的に保証されている」べきであるという認識が高まっています。ここでは、暗号の証明可能安全性について解説し、NTTの取り組みと新たな動向を紹介します。
 
情報流通〜世界の潮流〜
急成長するフランス・イタリアのIT市場と事業者戦略
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フランスとイタリアはこれまで、ブロードバンドの普及状況に関してはEU諸国の中でも遅れているといわれてきましたが、最近1年間で加入数は急速に増加しています。フランスではADSL加入数が2年連続して倍増し、イタリアではADSLとFTTHが市場を成長させています。


   
グローバルスタンダード最前線
通信事業者向けLinuxの標準化動向
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オープンソースのOSの代表であるLinuxは世界中の人々からアップデートプログラムの貢献やバグの報告を受け、頻繁なバージョンアップにより多機能で使いやすいものとなりつつあります。しかし、高い信頼性や可用性が求められる通信事業者のシステムのOSとしてLinuxを利用するには、機能の拡張が必要となります。ここでは通信事業者向けLinuxの拡張仕様の標準化について紹介します。
 
Q&A
「つながり感通信」について教えてください
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