特集

NTT R&Dのオープンイノベーションをリードする大学連携
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近年、広範な学問領域を持つ大学との連携テーマは、基礎研究から応用実験まで幅広く、双方の強みを活かし補完することで、社会、産業、学術のさらなる発展に寄与することが期待される。本特集では、NTT R&Dが進める組織的な大学連携の取り組み、および具体的な共同研究の内容とその成果を紹介する。


組織的な大学連携への取り組み
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◆執筆者 四宮 光文/池川 隆司/岩月 勝美/橋本 秋彦/岡田 康義/佐野 恵利子
◆所属 NTTサービスインテグレーション基盤研究所

NTTサービスインテグレーション基盤研究所では、NTT R&Dにおける共同研究や人材交流をより効率的、効果的に行うため、広範な学問領域を持つ大学との組織的な連携の取り組みを進めています。本稿では、こうした大学連携の枠組みや活動内容、研究成果について、具体的な事例を交えて紹介します。


高精度半導体結晶成長制御技術による共鳴トンネルダイオードテラヘルツ発振器の実現
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◆執筆者 杉山 弘樹+1/鈴木 左文+2/浅田 雅洋+2
◆所属 +1 NTTフォトニクス研究所
+2 東京工業大学

未開拓の周波数領域であるテラヘルツ(THz)帯は、大容量無線通信やセキュリティ分野などへの応用が期待されています。NTTフォトニクス研究所は東京工業大学と共同で、コンパクトなテラヘルツ光源となる共鳴トンネルダイオード(RTD)テラヘルツ発振器の開発を進め、室温の固体素子として最高の1THzの基本波発振を初めて実現しました。


機械学習に基づく英語穴埋め問題の自動生成
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◆執筆者 岩田 具治+1/後藤 拓也+2/小尻 智子+3/渡邉 豊英+3/山田 武士+4
◆所属 +1 NTTコミュニケーション科学基礎研究所
+2 NTTドコモ
+3 名古屋大学
+4 NTT先端技術総合研究所

私たちは英語の短文穴埋め問題を自動的に作成するためのシステム「MAGIC」を構築しました。MAGICは、機械学習技術を用いて人手で作成された問題の特徴を抽出し、自動的に適切な問題文の選択、空欄個所の決定、選択肢の生成を行います。


高臨場感音響ライブ配信トライアル
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◆執筆者 山根 啓史+1/山下 晃生+1/鎌谷 康史+1/森崎 正史+1/光成 友美+1/尾本 章+2
◆所属 +1 NTT西日本
+2 九州大学

光ネットワークを用いたライブ配信の普及とともに、高臨場感再生への要望が高まっています。NTT西日本では九州大学とともに高臨場感映像・音響の共同研究を行っています。本稿では、2010年9月に実施したトライアルとその評価を報告します。


双方向通信が可能なブレインマシンインタフェース用LSIチップ
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◆執筆者 島田 明佳+1/中野 誠彦+2
◆所属 +1 NTT物性科学基礎研究所
+2 慶應義塾大学

脳との直接的な情報のやり取りは、神経科学、臨床医学、情報工学そして電子工学が融合して初めて実現できると考えられます。今回は、NTT物性科学基礎研究所が慶應義塾大学とともに行っている、生体との双方向情報交信の実現を目指すブレインマシンインタフェース用のLSIチップの取り組みについて紹介します。


中国有力大学との連携による国際競争力のある研究専門ソフト群の開発
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◆執筆者 go 小軍
◆所属 NTTサイバースペース研究所

NTTサイバースペース研究所では、高臨場感通信技術の確立を目指して映像3次元情報抽出などのコア研究に取り組んでいます。本稿では、この分野における中国トップクラスの大学・教授と連携して開発した研究専門ソフト群について紹介します。


ユビキタス環境における大規模コンテンツの管理に関する研究
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◆執筆者 筒井 章博/澤邉 知子
◆所属 NTT未来ねっと研究所

NTT未来ねっと研究所では、慶應義塾大学大学院環境情報学部との共同研究において、ネットワークを介して遠隔協調的にデジタルシネマ等の大規模コンテンツを安全かつ円滑に取り扱う仕組みの構築に向けて、要素技術の研究開発を段階的に進めています。本稿では、共同研究の概要について簡単に紹介します。


東大・東洋大との「安心」模索のための共同研究
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◆執筆者 山本 太郎+1/千葉 直子+1/間形 文彦+1/高橋 克巳+1/植田 広樹+1/平田 真一+1/関谷 直也+2/中村 功+2/小笠原 盛浩+3※/橋元 良明+3
◆所属 +1 NTT情報流通プラットフォーム研究所
+2 東洋大学
+3 東京大学大学院(※現、関西大学)

NTT情報流通プラットフォーム研究所ではインターネット利用における「安心」について研究をしています。安心は主観的で曖昧な概念であり、技術だけによる把握・対策は難しいため、東京大学・東洋大学の社会心理学の専門家グループと共同で調査・分析に取り組んでいます。


主役登場
大学連携によるシナジー
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◆執筆者 岩田 具治
◆所属 NTTコミュニケーション科学基礎研究所 研究員

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