標準化活動 – ITU-Tの概要とSG12の活動 –

おわりに

本解説記事では、ITU-Tの概要を説明するとともに、その中で「品質」に関する標準化を担当するSG12の活動について紹介しました。映像の主観・客観品質評価技術という観点ではSG9(特に課題2及び12)の活動も重要です。また、放送品質の標準化はITU-Rにおいて行われており、特にSG6のWP6Cと呼ばれるWPにおいて、映像・オーディオの評価技術から品質規定まで幅広く検討されています。さらに、映像品質評価技術をITU-T及びITU-R横断的に検討する必要性から映像品質専門家会合(VQEG: Video Quality Experts Group)が設立され、活発な技術検討が行われています。当グループではITU-T SG12及びVQEGにおける標準化活動に積極的に貢献しています。