音声品質評価法

5.音声品質評価特性

5.1.符号化

音声データを伝送する際には、音声データは符号化処理により圧縮されます。この符号化処理により元の音声と受話側で出力される音声との間には差分が生じ、この歪みにより受話側の音声品質が劣化します。この符号化歪みによる主観品質劣化はE-modelにおいてIe(Equipment impairment factor)というパラメータで表現され、Ieが大きいほど符号化歪みが大きいことを示しています。代表的な符号化方式のIeはITU-T勧告G.113に記載されています。

図5.1.1では、各音声符号化方式の符号化歪みIeおよびR値との関係を示しています。図では、遅延などの他の劣化要因については、E-modelで定められているデフォルト値を用いています。

(図5.1.1)各符号化方式のR値

(図5.1.1)各符号化方式のR値

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