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映像品質評価法

1.映像品質の主観評価法

1.1.映像品質に影響を与える要因

映像通信サービスの品質に影響を与える要因は、素材映像の品質要因からユーザ端末の品質要因まで様々な要因が存在します。映像配信サービスを例として、主要な映像品質劣化の要因を図1.1.1に示します。

素材映像の品質要因には、映像撮影条件(フォーカス、明るさ、コントラスト等)やカメラ性能等があります。次に、この素材映像を符号化しますが、ここでは、符号化方式(MPEG2、MPEG4、H.264等)として何を使うのか、どのような符号化パラメータで符号化するのかが品質を左右します。符号化パラメータの具体例としては、符号化ビットレート(映像信号の圧縮率)、空間解像度(VGA、QVGA、CIF、QCIF等)、時間解像度(フレームレート)等があります。符号化した映像データをIPネットワークで伝送する際には、ネットワークが輻輳することによってIPパケットの転送遅延時間が揺らいだり、IPパケットが欠落(パケット損失)し、映像品質を低下させる要因となります。最後に、ユーザ端末では、復号処理、端末やディスプレイ能力等により実現される映像品質は影響を受けます。

図1.1.1 映像配信サービスにおける品質劣化要因の一例

図1.1.1 映像配信サービスにおける品質劣化要因の一例

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