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映像品質評価法

1.映像品質の主観評価法

1.5.代表的な主観評価法

(2) ACR-HR法 (Absolute category rating with hidden reference)

ITU-T勧告P.910で規定されるACR-HR法は、評価に用いる映像のコンテンツの違いが評価値に与える影響を取り除くため、ACR法で得られた評価結果に対して評価映像と基準映像(レファレンス映像)の評点の差を次式により算出・評価する手法です。評価値はDMOS(differential quality score)と表現します。

DMOS={評価映像の評点}−{基準映像の評点}+5

但し、基準映像の品質は、映像品質関連業務に従事するエキスパートが「5点:非常に良い」あるいは「4点:良い」と判断する品質であることと定められています。

映像品質客観評価手法を検討しているVQEG(Video Quality Experts Group:映像品質専門家会合)においても、本評価手法が度々用いられています。