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インテリジェント暗号

インターネットで情報をやりとりする際には、セキュリティを確保するために暗号を用いることが必要です。その代表が共通鍵暗号と公開鍵暗号ですが、さらに進化した次世代の暗号技術が研究されています。
公開鍵暗号は共通鍵暗号の鍵共有の問題を解決しましたが、公開鍵暗号を使った場合、情報の送り手は受け手の公開鍵を入手してから暗号化する必要がありました。しかしクラウドコンピューティングに代表される環境下においては、情報の送り手は情報の受け手を「自由に指定」したいという要望があります。この要望を実現するための暗号を、私たちはインテリジェント暗号と呼んでいます。
インテリジェント暗号は、暗号−復号のメカニズムの中に高度なロジック(論理)を組み込むことが可能な暗号で、暗号−復号の判断に任意の論理式判定を用いることができる関数型暗号の方式を、現実的な安全性を証明した形で世界で初めて実現しています。この暗号を用いると、例えばこの書類は「部長または人事部の課長だけが閲覧できる」といった情報アクセス設定を情報そのものに設定することが可能です。
私たちのチームでは、インテリジェント暗号を実用化するための実装技術と利用環境について、実践的に研究しています。

インテリジェント暗号の企業における機密情報共有の利用例インテリジェント暗号の企業における機密情報共有の利用例

関連論文

  • Tatsuaki Okamoto, Katsuyuki Takashima, "Fully Secure Functional Encryption with General Relations from the Decisional Linear Assumption", CRYPTO 2010, pp.191-208 (2010)

関連情報

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