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暗号分野の最高峰国際会議CryptoでBest Paper Awardを2件受賞

2020年8月17〜21日に開催された暗号分野の国際会議Crypto 2020にて、下記2名がそれぞれ別の論文でBest Paper Awardを受賞しました。

NTTサービスイノベーション総合研究所 セキュアプラットフォーム研究所
藤堂洋介 研究主任 (現在、ルール大学ボーフムの客員研究員[指導教官:Gregor Leander教授])

NTT Research Cryptography&Information Security Laboratories(CIS LAB)
Dr. Brent Waters, Distinguished Scientist

Cryptoは暗号分野の最高峰国際会議で、Crypto 2020では採択論文85本(採択率85/371=22.9%)の中から最も優れた論文3本に本賞が与えられました。

藤堂研究主任が著者の論文「Improved Differential-Linear Attacks with Applications to ARX Ciphers」は、差分線形攻撃と呼ばれる解読法の理論を発展させ、ソフトウェア環境で優れた性能を有するARX型暗号の安全性評価を行った結果を論じたものです。本論文で発表した暗号解読法は、今後も世界中で研究される暗号設計において、安全性指標となる重要な役割を持ちます。

なお本成果は、ルール大学ボーフムのGregor Leander教授とChristof Beierle博士との共同研究によるものです。

Waters博士が著者の論文「Chosen Ciphertext Security from Injective Trapdoor Function」は、公開鍵暗号の安全性要件であるChosen Ciphertext Attack (CCA)セキュリティを満たすための画期的な構成法を提案したものです。提案手法は、従来のCCAセキュリティを満たす公開鍵暗号の設計と異なり、特別な性質を持つTrapdoor Function等を用いずに済むため、より効率的な公開鍵暗号の設計が可能となります。

NTTセキュアプラットフォーム研究所とNTT Research CIS LABは引き続き、暗号技術の研究開発を通じて、安心・安全なサービスの実現に貢献してまいります。

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