特集

NTTグループの環境負荷削減に向けたR&D
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社会の地球環境への関心や企業経営に対する環境配慮への要望が高まる昨今、地球温暖化防止や、効率的で安全な循環型社会、環境保全などを実現するための技術が求められている。本特集では、NTTグループの環境負荷削減に関する各技術を紹介する。


環境負荷削減に向けた環境エネルギーR&Dの取り組み
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◆執筆者 丸野 透
◆所属 NTT環境エネルギー研究所

本稿では、環境負荷削減に向けたNTT環境エネルギー研究所の研究開発方針について述べます。まず、環境エネルギーの研究分野を5つの課題に分類し、その中でも特に重要なCO2削減と循環型社会の形成について取り組む研究開発項目の内容を述べます。さらに、ICTの社会に対する貢献の大きさを評価する方法についても述べていきます。


高電圧直流給電システムの実現に向けて
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◆執筆者 野崎 洋介
◆所属 NTT環境エネルギー研究所

ルータやサーバなどのICT装置への電力供給を効率良く行うことは、ICT装置そのものの低消費電力化や、空調の効率化と並んで、大きな省エネ効果をもたらします。本稿では、交流給電に比べて効率が高い直流給電のさらなる高効率化や設備コストの削減が期待できる400V程度の高電圧直流給電システムの開発状況について紹介します。


高効率発電を可能とする固体酸化物形燃料電池のセルスタックの開発
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◆執筆者 林 克也/横尾 雅之/吉田 吉晃/荒井 創
◆所属 NTT環境エネルギー研究所

燃料と空気中の酸素の反応から直接電気をつくる発電装置、それが燃料電池です。その中でももっとも高い変換効率が期待できるのが「固体酸化物形燃料電池」です。発電の効率が高いので、同じ量の電気を得るのに排出するCO2量も少なくてすみます。本稿では、発電によるCO2排出量削減を目指すこの固体酸化物形燃料電池の研究開発を紹介します。


電気通信用構造物設備の環境適合と高信頼化の取り組み
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◆執筆者 澤田 孝/竹下 幸俊/齋藤 博之/東 康弘/阪田 晴三/半田 隆夫
◆所属 NTT環境エネルギー研究所

2008年4月に新設された設備系材料グループでは、電気通信設備の保全技術の環境適合化と高信頼化を目指し、(1)設備導入・点検・更改基準作成のための判断技術の確立、(2)材料の劣化機構の解明、(3)設備系材料の環境適合技術の高度化、(4)材料的観点からの研究所連携、に関する研究開発に取り組んでいます。


ICTサービスの環境影響評価と社会うるおい指標
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◆執筆者 飯橋 真輔/津田 昌幸/中村 二朗
◆所属 NTT環境エネルギー研究所

ICTサービスが地球環境や社会へ与える影響について定量的な評価を可能にするため、環境影響評価手法や社会影響評価手法の研究開発を進めています。 本稿では、研究所自らの取り組み事例、ICTサービスの環境貢献をお客さまに分かりやすくお伝えする「ソリューション環境ラベル」、社会や経済への影響を包括的に評価することを試みる「社会うるおい指標」について紹介します。


小型素子を用いた屋内ホルムアルデヒド濃度の測定
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◆執筆者 丸尾 容子/山田 巧/中村 二朗
◆所属 NTT環境エネルギー研究所

NTT環境エネルギー研究所環境システムプロジェクトでは、現在までに可視領域の色の変化を特徴としたセンサ素子および素子の画像情報を積極的に活かしたカラーセンサネットワークの研究開発を進めています。本稿では、室内汚染物質として注目され、2004年の国際がん研究機関の発がん性評価がグループ1に変更され、日本では特定化学物質のレベル変更が行われたホルムアルデヒドのセンサ開発およびそれを用いた屋内濃度の測定について報告します。


主役登場
地球を護る―高効率燃料電池システムの実現に向けて
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◆執筆者 横尾 雅之
◆所属 NTT環境エネルギー研究所 研究主任

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